【日時】2024年8月4日(日)13:30~17:00
【場所】龍谷大学大宮学舎西黌2階大会議室
【概要】
「常に未完の聖徳太子物語をこれからも描いていくことは、私にとって人生の楽しみの一つになりそうだ」。『隠された聖徳太子―近現代日本の偽史とオカルト文化』(ちくま新書、2024年5月10日)を書き上げたオリオン・クラウタウ氏(東北大学大学院国際文化研究科准教授)は、「あとがき」でこう述べる。長年、史学史的な立場から近代日本仏教に関する「学知」の研究に携わってきたクラウタウ氏が、なぜ、今回、日本のオカルト文化の一部を形成する「聖徳太子」をめぐる「偽史」の分析に取り組んだのか。その成果をどのように評価すればよいのか。今回、著者とともに、史学史、古代仏教、オカルト史に精通している3人の評者をお招きし、本書をめぐる書評会を開催する。大いに議論したい。
【プログラム】
趣旨説明
近藤俊太郎(本願寺史料研究所) 13:30~13:40
評者によるコメント
①池田智文(ノートルダム女学院中学高等学校) 13:40~14:05
②佐藤文子(京都先端科学大学) 14:05~14:30
③栗田英彦(佛教大学) 14:30~15:00
著者によるリプライ
オリオン・クラウタウ(東北大学) 15:20~15:45
全体討論 15:45~17:00
司 会:大谷栄一(佛教大学)
【参加申し込み】定員50名(下記のURLからお申し込み下さい。先着順)
【主催】「仏教と近代」研究会
【共催】科学研究費・基盤研究B「近代日本の教化政策と伝統仏教教団の教化活動の総合的研究」(23K25266)、東北大学日本学研究会、龍谷大学世界仏教文化研究センター(親鸞浄土教総合研究班)
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